インディアンはどのように人種化されたのか

インディアンたちは一体どのように人種がされたのでしょうか。

インディアンとはアメリカの先住民のことを指し、もともとコロンブスが1492年にアメリカ大陸を発見し、白人たちがその地域を制圧していくまで、アメリカに住んでいた人たちを指します。

彼らはどの人種にカテゴリー化されるのでしょうか。

ここでは、インディアンたちの人種化について解説します。

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インディアンはアジア人

インディアンたちには蒙古斑があったと言われており、もともとアジア人だったのではないかと考えられています。

そして、2013年1月21日にはドイツの人の医学研究所の研究チームがインディアンたちは4万年前、中国にいた人々の子孫であるということを発見したのです。

北京で発掘された足の骨からDNAを採取し、持ち主の遺伝子データを再構築しました。

それによってインディアンたちと類似性があるということがわかったのです。

インディアンは白人ではない?

ディズニー映画ポカホンタスなどからもわかるように、インディアンというのは白人とは違います。

白人というのは後からアメリカに入り込み、このインディアンたちがもともと住んでいた土地を奪っていったとされています。

1830年、アメリカ合衆国第7代大統領アンドリュージャクソンがインディアン強制移住法というものを打ち出しました。

これによって肥沃な地域に住んでいたインディアンたちは違う地域まで追い出されてしまい、自分たちの土地を失っていたのです。

特に1838年のチェロキー族による涙の旅路は有名ですね。

有色人種は差別を受けたまま

アメリカでは1776年に独立宣言が出されました。

そこでは全ての人は皆平等であるという文言がありますが、実際は黒人やアジア人、そしてインディアンたちもまだまだ差別を受けたままの状態です。

特に黒人奴隷を解放した合衆国大統領、林間はインディアンを差別していたとも言われており、インディアンたちは今でも白人同様の境遇で生活しているとは言えません。

まだまだアジア人にとっても有色人種として白人のような扱いは受けていないという背景もあります。

人種問題というと白人と黒人ばかりの問題が浮き彫りになりますが、インディアンたちの人種化も様々な問題を含んでいます。

まとめ

いかがでしょうか。

インディアンというとインド人を思い浮かべ、アジア人かと思う人もいるかもしれません。

実はインディアンは東アジア人とも言われています。

まだまだ様々な研究や検証が必要です。

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