インディアンの遺伝子は日本人と似てる!?その根拠について

インディアンの遺伝子は日本人と似てるということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

インディアンといっても、この場合はインド人の事ではありません。

それならばなぜインド人ではないのに彼らはインディアンと呼ばれるようになり、それでありながら日本人と遺伝子が似てるのでしょうか。

ここでは、インディアンの遺伝子がなぜ日本人と似てるのか、ということについて紹介します。

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インディアンとは誰か

インディアンというのはインド人ではなく、アメリカ先住民のことを指します。

大航海時代、スペインやポルトガルが香辛料などを取るため、インドを発見しようとしていました。

そこでコロンブスが西周りで進むことによりインドを発見できると考え、旅に出たのです。

その結果コロンブスはサンサルバドル島に到着し、彼はそこをインドだと思い込みました。

そこで既にその土地に住んでいた先住民たちをインディアンと呼ぶようになったのです。

このようにしてアメリカの先住民たちはインド人ではないにもかかわらず、インディアンと呼ばれるようになったのです。

インディアンはアジア人?

実はインディアンの遺伝子をたどると、彼らはもともとアジア人だったのではないかと考えられています。

しかもただのアジア人ではなく、東アジア人だったと言われています。

なぜならばインディアンには蒙古斑があり、蒙古斑と言えば東アジア人の特徴だからです。

だからこそ、インディアンの遺伝子が日本人のものと似てるということになるのです。

インディアンは東アジア人、と考えると当然ながらそこにも日本人が含まれますよね。

もともとは中国人だった可能性が高いと考えられています。

絶滅してしまった部族も多い

インディアンと一言で言っても、北米には500以上の部族がいました。

それぞれ違った文化や習慣を営んでいましたが、1830年、第7代合衆国大統領アンドリュー・ジャクソンがインディアン強制移住法を打ち出したことにより、インディアンたちは住み慣れた自分の土地を追われてしまうことになったのです。

特にチェロキー族の涙の旅路は有名ですね。

これによって何千人ものインディアンたちが命を落とし、同様にアメリカ人たちが行った同化政策によってインディアンの子供達は自分たちの文化や言語を失い、インディアンコミュニティーで生活することができなくなりました。

このようにして絶滅してしまった部族も多いと言われています。

その一方でナバホ族など自分たちの文化を重視し、いまだにコミュニティーで生きているインディアンもたくさんいるのです。

まとめ

いかがでしょうか。

インディアンの遺伝子が日本人と似てるというのは面白い発見かも知れませんね。

もちろんインディアンが日本人であったというわけではありませんが、アジア人であったというのは事実なのです。

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