モヒカン刈りという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
頭の左右を丸刈りにして、中央部分の髪だけを残し、まるでトサカのようにした髪型のことを指します。
そんなモヒカン刈りは実はインディアンの文化からやってきたと言われています。
それは一体どのような文化なのでしょうか。
ここではインディアンとモヒカン刈りについて紹介します。
日本におけるモヒカン刈り
日本において、モヒカン借りというのは1970年代、パンクファッションから始まりました。
今ではパンクに限らず様々な社会において見ることができます。
モヒカン刈りという表現はイギリス英語であり、本来のモヒカンという表現はマヒカンに近い発音になります。
たまにモヒカン刈りはスポーツ刈りに近いとも言われますが、一般的にスポーツ刈りというのは前髪を少し長めに残し、頭のてっぺんに角残し、なめらかにトップの髪の毛を短くする髪型を指します。
そのためモヒカン刈りとは少々異なります。
インディアンのモヒカン刈り
インディアンには北米だけでも500もの部族がいると考えられていますが、その中の1つの部族にモヒカン族という人々がいます。
彼らが弓を射る際、髪の毛が邪魔にならないようにということで左右の髪の毛を刈り上げていたことからこのモヒカン刈りという表現が出来上がりました。
ただし、このモヒカン刈りをしていたのはモヒカン族に限ったことではなく、多くのインディアンたちがこのモヒカン刈りをしていたと言われています。
もう今でもニューヨークやマサチューセッツにコミュニティーを結成して暮らしている人々がいます。
モヒカンという名前の由来
モヒカンという言葉はもともと狼という意味を指します。
モヒカン族がアルゴンキン語族のピークォット族から独立した際、自分たちを狼という言葉から派生したMuheconneokと呼び始めたことにより、モヒカン族という言葉がいました。
他のデラウェア族などとは有効な関係を持ち、ウィスコンシン州で同盟関係にあったとも考えられています。
今もウィスコンシン州で生活しており、デラウェア族とともに生活をしている人々もいます。
まとめ
いかがでしょうか。
モヒカン刈りというのは日本においても少々古い髪型になりますが、今でも1部の人たちに愛されています。
この髪型の名称がインディアンから来たという事も驚きですよね。
スポーツ刈りとは少々違いますので、スポーツ刈りにしたい人はくれぐれもモヒカン刈りとは言わないようにしましょう。