インディアンが持つ強さとはどのようなところにあるんでしょうか。
インディアンは基本的にはインド人ではなく、アメリカの先住民のことを指します。
彼らはアメリカの歴史の中で排斥され、大変な思いをしてきました。
しかしそれでも彼らはインディアンであることに誇りを持ち、その強さを維持していくのです。
ここではインディアンたちの強さについて紹介します。
彼らの宗教観について
インディアンたちの強さの背景には宗教観があります。
彼らは自然界にあるものは皆創造主である太陽によって作られたと考えており、すべてのものに意味があると信じています。
例えば太陽は創造主であり絶対視んです。
そして月にはおだやかさなどの意味があり、三日月は女性の子宮に似ているということで子宝や豊かさという意味を持っています。
雨や雷にも意味があり、すべてのものに無駄はありません。
そしてあらゆるものが一緒に生活をしているという価値観を持っているのです。
所有しないという価値観
インディアンたちはアメリカの先住民ですが、1492年にコロンブスがアメリカにやってきて白人たちがアメリカに入り込んでいく中で、インディアンたちは最初、白人たちを温かく迎えていました。
白人にとってアメリカの土地は初めての土地ですから、そこでどのように生きていったらよいのか、農作物を分け、狩猟のやり方を教え、自分たちの知識を強要して行ったのです。
しかし、白人たちにとってはインディアンたちのこの行動は愚かなものとして移り、最終的にインディアンたちは白人に騙されるという形になりました。
しかし、このあらゆるものを共有する、所有しない、という考え方は彼らの強さと言えるでしょう
彼らの独特な死生観
私たちは、死んだら何もかもが終わりだと思いますよね。
もちろん天国や地獄などという考え方もありますが、基本的にはお別れというのは悲しいものであり、お葬式は涙で包まれます。
しかしその一方でインディアンたちの死生観は非常に独特です。
彼らは死というのは単なるターニングポイントであり、死んだ後も生きる、死んだ後も再会できる、と考えています。
この辺はキリスト教徒も似たところがあるかもしれません。
だからこそ彼らの組織は悲しみに包まれるものではなく、歌って踊ったり、お祭りのような騒ぎをするとも言われています。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンたちには様々な強さがありますが、その背景には彼らの哲学が反映されています。
そのような考え方の持ち主だからこそ、彼らはいつも強さを維持していられるのかもしれませんね。