インディアンのアクセサリーにはどのような意味が含まれているのか

インディアンが持っているアクセサリーにはどのような意味があるのでしょうか。

アメリカのインディアンと言えば、例えば様々なネックレスや髪飾りなど、アクセサリーを思い浮かべる人も多いでしょう。

アクセサリーではなくても例えばドリームキャッチャーなどは世界中で知られていますよね。

それなら、アメリカに住んでいるインディアンたちが持っているアクセサリーにはどのような意味があるのでしょうか。

ここではそのようなアクセサリーの意味について解説します。

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自然をモチーフにしている

インディアンたちの世界観には独特なものがあり、例えば彼らは太陽が人間界の全てのものを作った創造主であると信じています。

また、月はすべてのものの守護者と考えられており、夜の暗闇を守る大切な存在であると信じられてきました。

遠くから人間を見守り、正しい道に導いてくれるのです。

そして三日月は女性の子宮の形に似ているということで、子宝のお守りとして用いられることがありました。

そして母親という意味合いを持ち、母なる大地とつながるという意味があるのです。

それ以外にも例えば雨は豊かさを象徴しますし、電は迅速さや俊敏さを表します。

有り余る富は山として表現されます。

動物をモチーフとしている

また、様々な動物も意味を持っています。

実りの精霊とされるココペリは安住後、大地の実りという意味があり、方策や子宝を表します。

人は人生を表現しており、クマは人を真実に導く動物です。

生き物の中で最も高い位置まで飛ぶことができる鷹は太陽の近くまで飛んでいくことができるため、もっとも神様に近い存在と考えられてきました。

そのため名声やディーラーシップの象徴になります。

ドリームキャッチャーなどでよく使われる羽根は鷹の羽根です。

神様に1番近いため、鷹は人間の思いを神様に伝えてくれると信じられてきました。

だからこそ、更新するためのアイテムとして羽根が用いられるのです。

その他のモチーフ

アメリカに住んでいるインディアンたちはそれ以外にも様々なモチーフを使っています。

例えば自分自身を守るために矢をモチーフとし、矢をクロスさせて友情を表す場合もあります。

折れた矢は平和を表し、迷路というのは母なる大地や人生が表されています。

輪と十字で描かれた図形は東西南北の方向や人種、季節等を表し、調和を表現しています。

まとめ

いかがでしょうか。

アメリカのインディアンたちが使っているアクセサリーというのはただのアイテムではなく、彼らの信念が表れているのです。

アメリカには様々なインディアンがいますから必ずしもこれ、というものはありませんが、彼らはアクセサリーに世界観を込め、大切にしていたのです。

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