インディアンたちは一体何人なのでしょうか。
インディアンと言えばアメリカの先住民を思い浮かべる人も多いですが、インディアンにはそれ以外の人々もいますよね。
それならば、インディアンは何人と言えるのでしょうか。
ここではインディアンと呼ばれる人たちの国籍について解説します。
インド人のインディアン
一般的に日本語でインディアンと言えばアメリカの先住民を指しますが、英語でインディアンというとやはりインド人を指すことが多いです。
つまり、インディアンは何人なのかと言われれば、やはりインド人と言えるのです。
インドはもともと香辛料などが多く取れる場所であり、世界の国々がこぞってインドを求めていました。
イギリスが東インド会社を作り上げ、太陽の沈まぬ国と言われた時も、インドは発展を続けていったのです。
つまり、インディアンは何人かと言われれば世界的にはインド人と言えるでしょう。
アメリカの先住民
しかし、一般的にインディアンと言えばアメリカの先住民を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
その一方で、それならばインディアンは最初からアメリカ人だったのかと言われればそういうわけではありません。
インディアンはもともとアメリカに住んでいましたが、1492年にコロンブスがサンサルバドル島に到着したことをきっかけとし、白人がアメリカに入り込んできました。
インディアンたちは人間と認められず、特に第7大合衆国大統領アンドリュージャクソンの命令によって西へ西へと追い立てられて言ったのです。
豊かな土地に暮らしていたインディアンたちはその土地を追われ、リザベーションと呼ばれる保留地に閉じ込められることとなりました。
アメリカ国籍の付与
第二次世界大戦後、多くのインディアンたちにはアメリカ国籍が与えられることになりました。
つまり、インディアンが何人かと言われれば確かにアメリカ人なのですが、インディアンがアメリカ人になったのはつい最近のことなのです。
それまでアメリカ国籍が与えられていなかったということも驚きですよね。
なお、アメリカ政府がインディアンたちを虐殺していたことに関してはクリントン大統領とオバマ大統領が公式な謝罪をしています。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンたちはインド人でもありますが、場合によってはアメリカ人を指す場合もあります。
しかし、アメリカの先住民であるインディアンたちがアメリカ人になったのはつい最近のことであり、今でもまだ貧困率の高さに喘ぐなど、たくさんの問題を抱えているのです。