インディアンたちのアクセサリーにはどのようなものがあるのでしょうか。
アメリカのインディアンと聞くとネックレスなど様々なアクセサリーを身に付けているというイメージを持つ人もいるかも知れませんね。
身に付けるものではありませんが、ドリームキャッチャーなども有名です。
ナバホ族というのはインディアンの中でも人口が多い民族であり、ニューメキシコからアリゾナにかけて広大な居住地を維持しています。
そんなナバホ族はどのようなアクセサリーを持っているのでしょうか。
ここではインディアンにおけるナバホ族が作るアクセサリーについて解説します。
インディアンジュエリーについて
インディアンのアクセサリーという話をしていますが、実はインディアンが作ったアクセサリーのことをインディアンジュエリーと呼びます。
これはアメリカにおいてはインディアンが作ったものだけを指すのであり、例えばインディアン以外の人がインディアンが作るようなアクセサリーを作ったとしても、それらはインディアンジュエリーとは呼びません。
そしてインディアンジュエリーでは無いものをインディアンジュエリーとして販売した場合、それは違法となってしまうのです。
ただしアメリカ以外ではそのような法律がありませんから、イミテーションとして作られたものもインディアンジュエリーとして販売されているのが現実です。
ターコイズを用いる
ナバホ族が作っているアクセサリーには大振りのターコイズが大胆に用いられたものがたくさんあります。
鉄を削ったものに模様を打ち込んでいく技法が特徴的であり、そこに大きなターコイズが使われているということも少なくはありません。
シルバーとターコイズを組み合わせたインディアンジュエリーはナバホ族のものとしてよく知られています。
インディアンのアクセサリーには彼らの世界観が表れており、自然崇拝のインディアンたちが作るアクセサリーには太陽や月、雨や風などがモチーフとして表現されています。
石が使われる事はほとんどありません。
リング、ブレスレット、ネックレスやピアスとして人気
そんなナバホ族が作るインディアンのアクセサリーには指輪やブレスレット、ネックレスやピアスなど、様々なものがあります。
どれも一般的なファッションアイテムですよね。
神の保持者を意味するサンダーバードや友情の意味を持つクロスした矢など、様々なモチーフが使われています。
大地と共に生きるという考え方がアクセサリーに反映されており、自然界に敬意を払ったデザインが施されています。
まとめ
いかがでしょうか。
ナバホ族は特にドラマや映画などにも出てきますから、インディアンの中でも名前は聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。
アメリカで彼らが作ったアクセサリーはインディアンジュエリーとして知られていますが、日本におけるインディアンジュエリーは必ずしも彼らが作ったものではない可能性もあります。
もしも購入する場合はしっかりと吟味して購入しましょう。