インディアンというとアメリカの先住民を指しますが、一般的に「インディアンの結婚式」「インディアンウェディング」などといった場合、それはアメリカの先住民ではなくインド人のことを指すことが多いです。
それはインド人の結婚式というものは非常に独特であり、他の民族の結婚式とは違うからです。
それならばそんなインディアンたちの結婚式はどのようなものなのでしょうか。
ここではインド人の結婚式について紹介します。
すべてのものが完璧でなければならない
インド人の結婚式というものはとにかく規模が大きく、あらゆるところに飾りがあり、賑やかで豪華です。
それはインド人たちが「結婚式は完璧でなければならない」と考えているからだと言われています。
例えば、結婚式場に花婿が入場する時も細かな儀式があり、新郎の力強さを示すために赤い飾り玉を踏み潰すというものもあります。
また、そんな花婿花嫁の父が抱きかかえて歩くということもあります。
大切な花婿をこれ以上歩かせられない、という意味が含まれているのです。
とても美しい花嫁
結婚式においても花嫁は美しいものですが、インド人の結婚式における花嫁もとてもきれいです。
花嫁が入場する時、花婿は基本的に白い布で頭を覆われ、花嫁が見られないようにされています。
花嫁が入場し着席した後、その布が取り払われ、ようやく結婚式の儀式が始まるのです。
日本のように厳かに行われるというわけではなく、結婚式に参列している人々も途中で笑いますし、場合によっては結婚式が中断されることもあります。
結婚式の最中に食事が振る舞われるということもあり、日本ではない光景を見かけることもあります。
料理について
結婚式で振る舞われる料理にはカレーや甘いお菓子、チャパティーなど様々な種類のものがあります。
それぞれが用意されたテーブルで食事をし、まるでバイキングのように好きなものを食べていくのです。
その間でも結婚式が進んでおり、結婚式と食事が同時に行われるという状態になります。
自分たちの文化や習慣を大切にしたインド人の結婚式ではインドで有名な食事が振る舞われ、人々との交流を楽しむことが可能なのです。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンと言えばアメリカの先住民を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、インディアンウエーディングはインド人の結婚式です。
もしもインディアンウェディングというものに参加することがあれば、ぜひその規模の盛大さを楽しんでみてください。
ちなみにインディアンウェディングは数日間にわたって行われることも多いです。