インディアンと一言で言っても様々な部族がありますから、部族によって多少の変化はあるかもしれませんが、インディアンは様々なモチーフを取り入れています。
インディアンジュエリーと呼ばれているアクセサリーには太陽や月、植物や人、動物などがあちこちに散りばめられており、それぞれに意味があるのです。
それならば、インディアンが用いるイーグルにはどのような意味があるのでしょうか。
ここではインディアンにおけるイーグルの意味について解説します。
目次
イーグルがモチーフに使われる理由
インディアンは太陽をすべてのものの創造主として崇拝しています。
そしてイーグルというのはどの動物よりも高く飛ぶことができるため、太陽に最も近い動物であると考えられており、物事を全体的に見て判断を下すことができると信じられているのです。
そのため、インディアンのモチーフにイーグルが使われることがよくあります。
グレートスピリットと呼ばれる大いなる神秘に1番近づくことができると考えられており、人間との交信役を果たしているとも考えられているのです。
インディアンジュエリーにはイーグルの頭の部分をデザインしたものも多く作られています。
リーダーシップや名誉の象徴
全体の上である太陽に最も近づくことができるイーグルはインディアンの社会においてはリーダーシップや名誉の象徴となっています。
知識が豊富なイーグルは空を自由に飛びまわるということで、仲間同士の約束や永遠の平和などを意味する場合もあります。
イーグルをつがいにすれば、一生パートナーと寄り添うことができるとも考えられています。
お祓いの時にイーグルの羽を使うこともあり、イーグルの羽を手に持っているときには自分に正直にならなければいけないとも言われているのです。
イーグルの羽と組み合わせてジュエリーにされていることもありますし、ペンダントトップ等としてアレンジされることもあります。
ただし、イーグルは貴重なものですから、大きなものになるとそもそも手に入れることが難しくなります。
ドリームキャッチャーについて
インディアンジュエリーが見たことがなくても、ドリームキャッチャーならば知っているという人もいるのではないでしょうか。
ドリームキャッチャーというのは輪にクモの巣状に網が組み込まれており、ビーズや羽根など独特な小道具でデザインされたものです。
鳥の羽は七面鳥や鴨、イーグルなどの羽根が利用されます。
ここでイーグルの羽が使われることが多いのですね。
色や形等は非常にバラエティに飛んでおり、インテリアとしても楽しまれています。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンのアクセサリーにはイーグルが使われることが多いですが、イーグルにはこのような意味が含まれているのです。
もしもインディアンジュエリーなどを見ることがあれば、イーグルの羽を意識してみてみてはいかがでしょうか。