インディアンたちはどのような特徴を持ち合わせているのでしょうか。
インディアンとのはアメリカの先住民の事ですが、1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見したことにより、白人たちがアメリカに入り込み、インディアンたちは土地を奪われていきました。
それでも自分たちを守り、習慣や伝統を維持し続けてきたインディアンたちには私たちとは違う特徴があるのです。
そんな特徴とは一体何でしょうか。
ここではインディアンたちの特徴について紹介します。
自然崇拝をする
インディアンたちは私たちとは違った死生観を持っています。
彼らは太陽こそがすべてのものの創造主である絶対神だと信じ、月や山、雨など、自然をとても大切にしています。それぞれのものに意味を持ち、だからこそ彼らが作っているインディアンジュエリーにはこれらがモチーフとしてあしらわれているのです。
ワシはもっとも空高く飛べる鳥だと考えられ、だからこそ太陽に最も近くまで行ける、人間と太陽の間を交信する生き物だと考えられています。
このような考え方はインディアンの特徴だと言えるでしょう。
贈り物には贈り物を返す
インディアンたちは贈り物をもらったら贈り物を返すと習慣がありました。
贈り物には贈与の霊を添えて相手に送る、そしてこの霊を止めてはならない、この霊こそが社会を豊かにする、と考えられていたのです。
そのため贈り物受け取ったらその贈与の霊にさらに贈り物を添えて返す、と習慣があります。
日本にも内祝いと似たような習慣がありますが、この霊の考え方はインディアン独特のものだといえます。
ちなみに、このような習慣を持つインディアンたちにとって白人たちは欲深い人種として移り、白人たちにとってインディアンたちは浪費する人種として移ったと言われています。
家族を大切にする
インディアンたちの特徴の1つには家族をとても大切にすると習慣があります。
もともと家族を大切にするとのはインディアンだけではありませんが、インディアンたちは門戸が広く、人々を受け入れてきました。
友達を家族のように扱い、その家族が辛い目に遭っていたらみんなで苦しむ、そして誰かに良いことが起こったらみんなで喜ぶ、ということをしてきたのです。
そのため、裏切られた場合は復讐することもあったと考えられています。
仲間を守ると考え方もインディアンの特徴の1つだと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンたちは彼らなりの特徴守り、自分たちの生活を守ってきました。
白人に土地を追われてしまい、絶滅した部族もありますが、今でも自分たちの生活を守っているインディアンは少なくないのです。