インディアンと言えば、自然崇拝をしており、私たちとは死生観も異なるという事は知っている人も多いかもしれませんね。
自然のあらゆるものに意味があると考えており、今も1部のリザベーションで生活するインディアンたちはこのような考え方を非常に大切にしています。
そんなインディアンたちには蛇も大きな意味があります。
これは、インディアンたちによる日々のイメージについて紹介します。
目次
ホピ族について
インディアンと一言で言っても、そこにはさまざまな部族が存在します。
北アメリカだけでも絶滅してしまった部族を含め、500もの部族存在していたと言われています。
そんな中、特に蛇に大きな意味を持っている部族はホピ族という人々でした。
ホピ族が作っているインディアンジュエリーには蛇が多く使われており、このようなモチーフは部族によっても大きな違いがあります。
ホピ族が作っているインディアンジュエリーではネックレスやブレスレットなのに蛇が多く利用されています。
蛇の意味
ホピ族は、蛇は変身、進化、努力、忍耐力、再生を表すと考えています。
大地からの波動を使い、病気を癒す力など様々な力を持っていると信じられているのです。
地面を這って進みますから、忍耐力や努力の象徴とも考えられており、脱皮を繰り返すことから返信や再生、進化の象徴とも考えられています。
ホピ族以外にはズニ族も蛇を重視しています。
彼らが作った蛇のモチーフがあしらわれた指輪やブレスレットは特に人気があり、アジアにおいても高値で取引されています。
ちなみにインディアンジュエリーというのは日本では中国製も多く出回っていますが、本物のインディアンが作ったもののみをインディアンジュエリーと呼ぶのです。
自然崇拝のインディアン
先ほども述べた通り、インディアンたちは自然崇拝をしています。
太陽こそあらゆるものを作り上げた絶対神であると信じており、月は穏やかさを表し、三日月は女性の子宮に似ていることから女性だしさ、子宝、などを表すと考えられています。
雨は生命と考えられ、そんな雨を降らせる雲や稲妻には豊かさなど、様々な意味が込められているのです。
また、死生観も私たちとは異なり、彼らは死が別れたとは思っていません。
そのためインディアンの葬儀は非常に賑やかであり、何日もかけてお祝いするという葬儀を行うと言われています。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンたちのモチーフは全て彼らにとって重要な意味があるものばかりであり、特に太陽や月、雨や雲、最も空高くまで飛ぶことができるワシはインディアンジュエリーにおいても多く使われています。
もしもインディアンジュエリーを目にすることがあれば、そこに表されているモチーフをぜひ確認してみてください。