アメリカが銃を捨てられない理由とは? インディアンコンプレックスの正体

アメリカでは銃の乱射事件など痛ましい事件がたくさん起こっています。

そんな中、アメリカ人は決して銃を手放そうとはしませんよね。

その背景にはインディアンコンプレックスと呼ばれるものがあると言われています。

それならば、インディアンコンプレックスとは一体なんなのでしょうか。

そしてアメリカ人が銃を捨てられない理由は一体なんなのでしょうか。

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自分たちが常に正しいという意識

長い歴史を振り返ると、世界のあちこちで虐殺というものが起こっています。

最近こそ、例えばアメリカによる原爆投下や日本の南京大虐殺などが問題視されますが、もっと古い歴史を見れば、例えば古代ヨーロッパなどではコロセウムで人々が死ぬまで戦うという状態を1種のレクリエーションとして行っていたこともあります。

そのため、過去の謝罪と一言で言ってもいったいいつまで遡れば良いのか分からないという側面もあります。

そんな中、アメリカには「自分たちが常に正しい」という意識があります。

例えば、アメリカは日本の広島や長崎に原爆を投下することによって民間人を大量に殺害し、ベトナム戦争においてはソンミ村の人々を虐殺しました。

イラク戦争においてはイラクの民間人を殺害したという過去もありますよね。

しかし、それでもアメリカは「自分たちが常に正しい」という意識を持っているのです。

インディアンコンプレックス

そんなアメリカ人にはインディアンコンプレックスというものがあります。

そもそもアメリカの歴史はインディアンを追い出したことから始まります。

1492年にコロンブスがサンサルバドル島にやってきたことにより、白人たちがアメリカに入り込みました。

そこでアメリカ人は自分たちに優しく接するインディアンたちを虐殺し、彼らを追い出すことによってアメリカという土地をただで手に入れたのです。

これこそがアメリカの始まりです。

アメリカ人は銃を使い、インディアンたちを殺害していきました。

明白なる天命

銃を使ってインディアンたちを殺害していたアメリカは、この大義名分を考えました。

それがマニフェストデスティニーと呼ばれる「明白なる天命」というものです。

アメリカ人が土地を広げるのは神の意思であり、それは絶対に成し遂げなければいけないもの、という考え方を作り上げることにより、自らの行いを正当化するようになったのです。

だからこそ、アメリカ人は他の国の虐殺行為などには容赦がありませんが、自分たちの行いは正しいと信じているのです。

だからこそ、今でもアメリカ人は銃を手放すことができないのです。

まとめ

いかがでしょうか。

最近は歴史においても記憶などという表現が使われることが多いですが、インディアンコンプレックスという表現も興味深いですよね。

アメリカはインディアンコンプレックスがあるからこそ、銃を手放すことができないと言われているのです。

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