インディアンというと、焚き火をしているというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
確かに、インディアンと言えば松明を持っていたり、焚き火の周りで踊っていたり、という印象を持っている人も少なくありません。
それならば、インディアンたちの焚き火には何か意味があるのでしょうか。
ここでは焚き火の意味について紹介します。
目次
暖房代わりの焚き火
インディアンたちはもともと寒い地域に住んでいました。
もちろん中にはテキサスやニューメキシコなど暑い地域で暮らしていたインディアンもいましたが、この焚き火というのはどちらかというと寒い時期のインディアンたちのものなのです。
インディアンたちはテントで生活をしていましたが、もともと彼らはこのテントの中で小さな焚き火をしていました。
この焚き火は決して消えることがなく、暖房として役立ち、さらには料理の時にも役立っていたのです。
この周りで子供たちが寝ていたと考えられています。
焚き火の作り方
彼らはまず、テントの中央に直径30センチほど、そして25センチほどの深さの穴を掘りました。
その穴は円柱型ではなく、円錐型だったと言われています。
その穴に灰が溜まっていき、穴の深さが15センチほどになりました。
ここにできた炭になった枝だけを残し、この上に直径4センチほどの太めの枝と直径2センチほどの枝をそれぞれ3本用意し、交互に60度間隔で置いて行きます。
枝は長くても短くても問題ありません。
この中央に火をつけることにより、焚き火が出来上がります。子供でもできる簡単なものなのです。
円錐型に枝を組む方法
外で焚き火をする場合、枝を円錐状に組んだもので焚き火をしているという姿を見たことがある人もいるかもしれませんね。
そのような場合、乾燥した枝を集めます。
そしてその枝を中心に置き、円すい状に組んでいくのです。
もしもうまく組むことができないとなったら枝を一つ一つ組んでいくと最終的にうまくいきます。
そして火をつけたときに蓋をする分の枝をしっかり残しておきましょう。
上手にできていればしっかりと火が燃えます。
中央に火がくるように、しっかりと調整しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンの焚き火というのはもともとは暖房代わりでしたが、最近では魔除けなどとして使われることもあります。
インディアンの焚き火はやり方なども有名であり、体験できることなどもありますので、興味がある人はキャンプをする時など、挑戦してみてはいかがでしょうか。