インディアンといえば様々なアクセサリーを身に付けている、というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
インディアンに限らず、人間たちは古くから魔除けなどという意味でアクセサリーを身につけてきたものです。
動物の牙などを用いることもあり、青銅技術が発達してからは様々な金物を使ったりなど、その歴史はかなり長いと言われています。
そんな中、インディアンたちも様々なアクセサリーを愛用しています。
それならば、そんなアクセサリーにはどのような意味があるのでしょうか。
ここではインディアンたちの使っているアクセサリーの意味について紹介します。
モチーフによって意味が変わる
形は様々なアクセサリーを身につけていますが、モチーフによってそれらの意味は変わってきます。
例えば太陽や月、電などの自然をモチーフにしたものや鳥や動物などをモチーフにしたもの、そしてそれ以外をモチーフにしたものと主に3つに分けることができるのです。
彼らは独特な世界観を持っており、自然崇拝をしています。
太陽こそがすべてのものを作り上げた創造主であると信じており、その死生観も私たちのものとは異なると言って良いでしょう。
だからこそ、自然に関係するものが多くモチーフとして使われているのです。
自然をモチーフにしたもの
例えば、彼らは太陽をとても大切にしているため、体をモチーフにしたアクセサリーもたくさん存在します。
そして月はあらゆるものを守るものと考えられており、落ち着きを表します。
三日月は女性の子宮に形が似ているということから子宝や豊かさを表すことがあり、大地とつながるという意味を持っています。
水は生命のモチーフとして考えられており、その水、つまり雨を降らせる雲は恵みを表します。
雨自体は豊作や豊かさを表し、電も恐ろしさよりは雨がもたらされるという幸が上回っていくのです。
山はありあまる富富を表し、自然の恵みを示しています。
動物をモチーフにしたもの
大地に恵みをもたらすと考えられているココペリはあらゆるアクセサリーで使われる植物です。
人を真実に導く動物と考えられている熊もアクセサリーに使われることが多いですし、あらゆる生き物の中で最も高くまで飛ぶことができるイーグルはリーダーシップや名声の象徴として使われています。
そんなイーグルの羽は神様と人間が会話をするために重要なアイテムであると考えられており、あちこちの場所で使われています。
インディアンたちは友情深める証拠としてイーグルの羽をプレゼントするという風習を持っているのです。
生まれ変わりの象徴としてスネイクを用いたり、守ってくれる存在を意味する仮面もアクセサリーに使われることがあります。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンのアクセサリーはモチーフによって意味が変わりますが、どれも大切な意味が含まれています。
本来はインディアンジュエリーというのはインディアンが作ったもののみを指しますが、アジア諸国では大量生産されたインディアンジュエリーが売られていることも少なくありません。