インディアンの子育てとは一体どのようなものなのでしょうか。
子育て自体はとても大変なものですが、実はインディアンの子育てには学ぶものがあると考えられています。
それならば、インディアンたちは一体どのように子育てをしているのでしょうか。
ここではインディアンのママたちの考え方について解説します。
目次
子育て四訓ついて
インディアンたちに語り継がれている子育ての考え方には、子育て四訓というものがあります。
まず1つ目は乳児はしっかり肌を離すな、2つ目は幼児は肌を離せ、手を離すな、3つ目は少年は手を離せ、目を離すな、4つ目は青年は目を離せ、心を離すな、というものです。
確かに赤ちゃんのうちはまだまだそばに置いておかなければいけませんが、子供が幼稚園に行くようになれば手を離さないようにしながらも、そばに置いておくわけにはいかなくなります。
少年になれば目を離さないわけにはいかないけれど、少しぐらい自由にさせなければいけませんよね。
そして青年になったら目の届かないところに生かせなければいけないのです。
しかし、いつまでたっても心離してはいけません。
ドロシー・ロー・ノルト
インディアンたちの間に受け継がれている子育ての1つに、アメリカ出身のコンサルタント、ドロシー・ロー・ノルトの言葉があります。
詩、「子は親の鏡」はその中でも有名で、37カ国語に翻訳されています。
ここでは、例えば子供の自尊心を奪う子育てとして「批判ばかり受けて育つと、子供を批判ばかりするようになる」などという教えと、自分を愛し、人を大切にする子育てとして「褒められて育つと、感謝することを知る子供になる」などという教えが込められています。
インディアンたちもこの教えを重視しています。
親も成長が必要である
子育てにおいては、子供だけではなく親も成長しなければいけません。
子供と親の距離が少しずつ離れていく時、子供は好奇心に基づいた行動をとります。
そんな時、親は子供の意思を尊重する必要があります。
もちろん四六時中子供の好きなようにさせる必要はありませんが、それでも子供が親離れをしなければいけないのと同様に親も子離れをしなければいけません。
しかし、子供にとっては親がいつも自分を見ていると感じる事は大切であり、それによって自信を持って行動することができるようになります。
親は子供の幸せを1番に考え、それを子供に伝えていかなければいけません。
まとめ
いかがでしょうか。
子供は大きくなっていく中で、いつか親からは離れていかなければいけません。
しかしそんな状態にあっても親が常に心を子供から離さないこと、守っていくことによって子供はしっかりと成長していけるのです。
インディアンたちの子育ては多くの人たちの子育ての参考になると言われています。