アパッチとインディアンの違いとは

アパッチとインディアンとはどのように違うのでしょうか。

インディアンというのはインドに住む人々ではなく、一般的にアメリカに住んでいる先住民として知られていますよね。

それでは、アパッチとインディアンはどのように違いがあるのでしょうか。

ここではアパッチとインディアンの違いについて解説します。

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インディアンとは

インディアンというのはアメリカの先住民の一般的な呼び方です。

直訳するとインド人ということになりますが、歴史的にはインドや東南アジアの先住民を含むこともあります。

1492年、コロンブスがカリブ海諸島に到達し、インド周辺の島々だと勘違いしました。

それによって先住民をインディオスと呼ぶようになり、今でもアメリカの先住民がインディアンとして呼ばれているのです。

本来のインド人はイースト・インド人、アメリカ先住民をアメリカン・インディアンと区別することがあります。

アパッチとは

アパッチというのは6つの文化に関連があるインディアンの1つの部族になります。

インディアンの中でも有名なナバホ族はアパッチの類縁に当たりますが、アパッチにナバホ族は含まれません。

アパッチには敵という意味があり、フランス人がこの言葉を広めたと言われています。

そのため、彼ら自身は自分たちのことを「インデ」「二デェ」「ディネ」と呼んでおり、アパッチと呼ぶ事はありません。

もともとはバッファロー等を狩る平原民族でしたが、他の部族たちによって南西部に追いやられ、、アリゾナ州の南東部とメキシコ南西部を移動する略奪部族になりました。

その他の名称

インディアンというのはアメリカの先住民の一般的な呼び方ですが、最近ではネイティブアメリカンと呼ばれることもあります。

また、定義が明確にはなっていませんが、例えばファースト・ネーションズ、ファースト・ピープルズ、インディジェナス・ピープルズ・オブ・アメリカ、アボリジニナス・ピープルズ、アボリジナル・アメリカンズ、アメリンディアンズ、ネイティブ・カナディアンズなどという呼び方もあります。

人類学など学術的な文化においては初期アメリカ人と呼ばれることもあります。

ただし、あくまでもアパッチ族というのはその一部になります。

まとめ

いかがでしょうか。

アパッチ族やズニ族等は有名ですから、名前を聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。

彼らはインディアンの一部になります。

最近ではインディアンという名称が嫌がられることもありますので注意が必要です。

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