インディアンと言えば自然崇拝をしている人々であり、常に様々なジュエリーを身に付け、死生観の私たちとは違う、という事は多くの人に知られていますよね。
インディアンたちが作るジュエリーのことをインディアンジュエリーといいます。
ここではそんなインディアンジュエリーとそこでよく使われるモチーフ、月の意味について紹介します。
インディアンジュエリーについて
インディアンジュエリーというのは、インディアンの中でも特にアメリカの南西部で生活している部族たちによって作られたものです。
主にホピ族、ズニ族、ナバホ族、サントドミンゴ族によって作られており、特にアジアでは今でも幅広い人気を誇っています。
そんなジュエリーではインディアンたちが神聖な意味を持たせているものがモチーフとして使われているのです。
インディアンジュエリーのモチーフ
インディアンたちはさまざまな自然なものに神聖な意味を持たせています。
例えば太陽はすべてのものを作った創造主であり、インディアンたちにとっては絶対神です。
太陽は人間の暮らしを見守っていると考えられています。
そして同様につきにも意味があります。
月はすべてのものの守護者と考えられており、夜の暗闇を守る重要な存在だと言われています。
落ち着きを象徴しており、人間を幸せに導いてくれるのです。
三日月にも意味があり、三日月は子宝のお守りと考えられてきました。
インディアンたちが母なる大地とつながる重要な意味を持っているのです。
他のモチーフについて
他にも、例えば水は大地を潤し、喉をうる星ということから命の象徴として崇められています。
特にホピ族は水を大切にしていると言われています。
また雨を降らせてくれる雲も重要であり、恵みを象徴しています。
雨は地上のすべてのものに必要な水をもたらしてくれる重要な恵みであり、豊かさのモチーフとなっています。
電は災害というモチーフではなく、むしろ雨を降らせてくれるありがたい存在として考えられています。
俊敏さや迅速さを表します。
山はありあまる富を表し、山脈は大自然の恵みを表すのです。
まとめ
いかがでしょうか。
他にもインディアンたちは様々なものに意味を見出し、インディアンジュエリーのモチーフとしています。
特に月は穏やかさを表し、インディアンたちに愛されているのです。
ちなみに日本でも様々なインディアンジュエリーが売られていますが、本物のインディアンジュエリーというのはあくまでもインディアンが作ったものに限られます。
そのため本物のインディアンジュエリーは高値で取引されており、重要な意味を持っているのです。