インディアンが持っているお守りはアクセサリーとして身につけられているケースが多いですが、そのようなお守りのアクセサリーにはどのような意味があるのでしょうか。
インディアンたちは自分たちの土地や文化を守るため、西洋の文化に抵抗を重ねてきました。
徐々に制圧されてしまいましたが、そんな中でも自分たちの文化や習慣を大切に継承しています。
そんなインディアンたちはお守りとしてアクセサリーを欠かさず身に付けていると言われています。
それならば、インディアンたちのお守りやそのアクセサリーにはどのような意味が込められているのでしょうか。
ここではそんなアクセサリーの意味について解説します。
目次
ナジャ
特にナバホ族に伝わっているお守りのペンダントは、彼らが住む地域であるアリゾナ州でとれたターコイズやオールホワイトハーツを利用したハンドメイドのアクセサリーです。
牛革が使われており、トップは縦が約37ミリメートル、横が34ミリメートル、ターコイズの大きさは縦が13ミリメートル、横が11ミリメートル、革紐の長さが30センチほど、そしてオールドホワイト8が約3ミリメートルから9ミリメートルあります。
これは北西アフリカから伝わったものであり、彼らが歪めをモチーフに魔除けとして身に付けていたことからこのような形になっています。
女性の色をモチーフに独自のデザインが描かれ、子孫繁栄の意味があります。
守り神であるタカを使ったアクセサリー
インディアンたちは太陽をすべての創造主として尊敬しており、最も空高く飛ぶことができるタカは人間と神の間を交信する生き物だと考えられています。
そのため、インディアンたちはお守りとしてアクセサリーを作る際、タカをモチーフにすることが多いと言われています。
狼や熊も同様に精霊が具現化したものだと考えており、これらをアクセサリーに用いることによって自分たちも精霊と同化し、自然の1部になれると信じてきたのです。
シルバーや真鍮を使ったバングルなどにもタカが多く用いられています。
ココペリ
ココペリはインディアンのホピ族が精霊として崇めている収穫の神とされています。
インディアンたちはこの神であるココペリが土地を豊かにすると信じてきました。
笛を吹くことによって方策や子宝、幸運などをもたらすと伝えられているのです。
そのため、このココペリの弓矢型ペンダントトップなど、ココペリをモチーフにしたアクセサリーも多く使われています。
これもシルバーや真鍮が使われることが多く、多くの人に愛されているモチーフです。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンたちが使っているアクセサリーはお守りという意味があり、ただの装飾品ではありません。
インディアンジュエリーというのはあくまでもインディアンが作ったもののみを指すと言われていますが、類似品も多く販売されていますよね。
気になる人はオンラインショップなどを見てみてはいかがでしょうか。