インディアンたちの宗教観とは一体どのようなものなのでしょうか。
宗教観というのは生活や習慣に大きな影響をもたらすものですよね。
自然を重視するインディアンたちの宗教観とは一体どんなような考え方なのでしょうか。
ここでは、インディアンの宗教観について紹介します。
自然崇拝が基本
インディアンたちは自然というものをとても大切にしています。
もともと北アメリカ大陸はインディアンたちの土地であり、白人たちがここに入り込んでインディアンたちの土地を奪っていたと言われています。
もちろん、例えば北米1つとってもインディアンは500もの部族がいたと考えられますから、それぞれ宗教観というものは異なってきます。
しかし、全体的に彼らは山岳地帯や平原で暮らし、それぞれの世界観というものを重視してきました。
そして自然と調和し、精霊を尊敬するという考え方を持っているのです。
宗教観を表す宝石
インディアンと言えば、様々な宝石を使って自分たちの宗教観を表しているとしても知られていますね。
例えば、ターコイズという意思はインディアンの生活に古くから関わりを持っています。
幸運を呼び込む、旅を守ってくれる、神から祝福された神聖な石、などという意味があります。
インディアンたちの生活には欠かせないものであり、昔からお守りや儀式の術品として使われてきました。
宗教観というものが身にまとう、このようなアクセサリーにも表れているのです。
今でもインディアンジュエリーと呼ばれ、ターコイズが利用されているアクセサリーがたくさんあります。
インディアンたちの生活
インディアンたちの生活にも宗教観が現れています。
まず、彼らはこの住居はホーガンと呼ばれるイグルーのような形の伝統的なものであり、今でもこのような住宅で暮らしているインディアンたちがたくさんいます。
インディアンフルートと呼ばれる楽器を愛しており、この音を愛するインディアンも少なくありません。
また、ターコイズ同様、銀も宗教観を表すものだと言われています。
ターコイズと合わせて銀が使われることも多く、インディアンジュエリーとしても有名です。
ちなみに、アメリカにおいてはインディアンジュエリーというのはあくまでもインディアンが作ったものを指し、非常に高価なアクセサリーとして知られています。
まとめ
いかがでしょうか。
インディアンたちの宗教観というものは私たちが考えるキリスト教等とは違いがあります。
あくまでも自然崇拝が基本であり、すべてのものをこよなく愛するという生活が守られているのです。